ラスベガスで AWS GameDay に初参加してみた #reinvent
ラスベガスから現地参加しております CX 事業本部の me です。本日はre:Inventで初めて参加した AWS GameDay がめちゃくちゃ楽しかったので会場の雰囲気や作業の流れなどをまとめてご紹介したいと思います。興味はあるけど参加するか迷っている方の参考になればいいなと思っております。
AWS GameDay とは
何らかの不具合があるまたは作りかけのリソースがある AWS 環境を渡されるのでクエスト内容を読みながら 4 人で協力し時間内にできるだけ早くクエストをクリアしていくハンズオン形式のコンペティション要素を含んだトレーニングイベントです。
該当 AWS に関する知識、アーキテクチャパターン、ベストプラクティスに関する知識やトラブルシューティング能力、グループで協力しながら問題解決する能力が試されます。
レジストレーション
今回の GameDay は Walk-Up Only のイベントだったため早めに会場の Mandalay Bay でランチをとって会場へ向かいました。80グループ以上が参加できるようでしたが会場の 2/3 くらいは空いていたので前もって待っていなくても参加できそうでした。
スコアリング
クエストをクリアするごとにスコアポイントが加算され、時間内にこのスコアが高いチームが優勝になります。
クエスト内容を満たさない状態でデプロイを行うと減点対象になる場合があり、最大 1000pt 減点されます。イベント中はスコアイベントのページを別タブに常備し常に意識しながら進めました。
開発環境へログイン
席に着くとイベント用の環境へログインするための URL とハッシュキーが渡されるので、それを使って開発環境へスイッチロールします。
内容
ユニコーンを貸し出している架空の会社ユニコーン・レンタルが抱える数々の問題を解決する、というシナリオの元、ユニコーン・レンタルの CFO が GameDay の内容を説明してくれました。
以下は GameDay 公式ページを機械翻訳したものです。
ユニコーン・レンタルの武勇伝はまだまだ続きます。残念ながら、私たちの最新のビジネスベンチャーは、私たちのユニコーン艦隊に意図しない影響を与え、今、私たちの顧客は不満を持っています。あなたの助けが必要なのです! AI/ML、データ統合、データストリーム処理、セキュリティ、IoTなどに関する様々な技術的チャレンジが期待できます。
参考:AWS GameDay Fun, gamified, hands-on learning
上の内容から何となく今回はAI/ML、データ統合、データストリーム処理、セキュリティ、IoT
に関するクエストが出されるだろうと予想できました。
自己紹介、チーム名を決めたりタスクの割り振りをする
4 名以下で参加する場合は他の参加者とチームになります。クラスメソッドチームは4人揃って参加したので自己紹介の時間は端折りました。
イベントダッシュボードへログインしクエストの確認と割り振りを行います。
今回自分は CI/CD 周りのトラブルシュートをするタスクの担当になりました。
あとは制限時間内で個々でタスクに取り組みます。一つのタスクでしばらくはまったら詳しいチームメンバーに聞いたり、会場のスタッフに質問したりして間違った方向に進めていないか確認しながら地道にクエストをクリアすることができました。
クエストのタスクを一つクリアするたびにチームのスコアに加算されるのでだんだん楽しくなり夢中でタスクをやっているうちに時間があっという間に過ぎ去りました。今どれだけのチームが同じクエストをすでにクリアしているのかも表示されるので闘争心を燃やしながらタスクに取り組めます。
会場のスタッフの方々も我々のつたない英語に親切に耳を傾けてくれる方ばかりだったので質問するハードルも個人的にかなり低く感じました。
Bonus Question
GameDay 中盤に差し掛かるところでスペシャルゲストの Jeff Barr が会場に登場し、ボーナス問題を出してくれました。
早く答えを提出したチームは多めにポイントがもらえたようです。
結果発表
最後に結果発表があり一位のチームには Keynote の VIP 席と SWAG が贈られました。
チームクラスメソッドは 30 チームほどの参加者のうち 13 位でした。
お疲れ様でした!!!
SWAG
参加者全員にユニコーン靴下、ステッカー、付箋が配られました。
所感
チームの足引っ張りたくないし GameDay 興味あるけど行く勇気が出ない・・・と思っていたのですが、実際に参加してみると思いのほか楽しくとても有意義な時間でした。13:30~17:00 とほぼ半日潰れちゃうのですが、タスクに没頭するため時間があっという間に過ぎますし手をひたすら動かすのでかなり勉強になります。何より普段仕事ではあまり使わないサービスのトラブルシュートに真剣に取り組みとてもいい経験になりました。
参加を迷っている方はぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?